TKMデジカメ山歩き 2015/12/30(水)
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金剛山
スタート:水越峠 →
ルート :↑カヤンボ谷。↓香楠荘尾根、↑細尾谷、↓中尾ノ背
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
湧出岳 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は ( こちらを参照 )
 Ⅰ△1111.89m (金剛山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
450m  07:52   ① 水越川公共駐車場 0:38 - 0:38   出発時間 06:25 15:20
   08:30   ② カヤンボ谷 入口 到着時間 07:40 16:30
1:23 0:50 2:01  
1125m  09:53   金剛山 P1215(葛木神社) 片道距離 44 ㎞ 44 ㎞
0:28 - 2:29  
   10:21   ④ ロープウェー乗り場 往復距離 88 ㎞(AVG= - )
0:27 - 2:56  
   10:48   ⑤ 細尾谷出合  
1:03 - 3:59  
   11:51   ⑥ ちはや園地  
0:17 - 4:16  
1111m  12:08   湧出岳 △111.9m  
0:17 - 4:33  
   12:25~13:18 0:53 ⑧ 国見城跡 ASC(総上昇)プロトレック - m
1:43 2:10 6:16 1:43
400m  15:01   ⑨ 石筆橋 DSC(総下降) 〃 - m
0:10 - 6:26 1:53
   15:11   ⑩ 水越川公共駐車場 総上昇量(GPS) 1234 m
  7:19 0:53   6:26 -     移動距離(GPS) 16.9 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24》 → 《R309》 → 水越トンネル西口
※ 帰路は部分開通している京奈和道の御所南ICから帰奈


駐車場

水越川公共駐車場


ルート

P → 水越峠 → 《ガンドガコバ林道》 → 《カヤンボ谷》 → 一ノ鳥居 西側山上道路出合 → 葛城神社 → 《金剛山遊歩道》 → 香楠荘の下尾根 → 《ロープウェー下尾根》 → 細尾谷出合 → 《細尾谷》 → 《金剛山遊歩道》 → ちはや園地 → 湧出岳 → 国見城跡 → 大日岳 → 六道ノ辻 → 《中尾ノ背》 → 石筆橋 → P


記録

今年も明日で終わり、1年が過ぎるのは早いものだ。年々に月日が過ぎるのが加速度的に早く感じられるようになった。
今年、会社勤めを辞め年金生活に入った。時間が持て余り、退屈に過ごす事になるのかと思っていたが、あにはからんや時間の過ぎるのは早い。1日・1週間・1カ月と瞬く間に過ぎてしまった。

会社をやめたら、健康のために週2回くらいは山歩きに出かけようと思っていたが、全く実行できていない。

そんなんで、今年も 1年が暮れたが、今年最後の山歩きに出かける。朝早く起きるのが辛いので、近場のホームグランドの金剛山に行く。

ルートはまだ未踏の「カヤンボ谷」から登ることにした。下山は 5年前(2010-7-18 )に 丸滝谷から登るつもりで途中まで行ったが、あまりにも水量が多いため、ルート替えをした「中尾ノ背」を利用することにした、下山で使うのは初めてのルートだ。
あと、山頂からの散策ルートは、これも久しぶりにロープウェーの下尾根を歩いてみようと思っている。

水越峠から入り、石筆橋に下りる予定の為、旧R309の途中にある「水越川公共駐車場」に車を停める。年末の慌ただしい時の為か、いつもは満車に近い駐車場はガラ空き状態。


駐車場から水越峠の手前まで来ると、単独さんが続けて 2名 軽装で林道に入って行った。
金剛山登山を日課にしている人だろうか。当方も追いかける様にゲート横から、その「ガンドガコバ林道」に入ると、先行された単独さんにドンドン離され、すぐに見えなくなってしまった。同年輩と思われたが日課にしている人とは体力が違うわな。

カヤンボで橋を渡って行くダイトレ道を左に見て、そのまま林道を数十メートルほど進む。小さな堰堤があり、その横に踏み跡とテープがあった。そこが「カヤンボ谷」「サネ尾」の入口。「モミジ谷」の入口はここより、チョットだけ先にある。入口が近いのでよく間違う所だ。

林道から堰堤の上側に降り、カヤンボ谷とモミジ谷の合流点の上でモミジ谷を渡渉。カヤンボ谷の左岸側に渡る。太い踏み跡がある。なお、ここからはモミジ谷へは進めない、モミジ谷へ行くには先ほどの林道の先から入る。
その良く踏み歩かれたところを歩きはじめると、すぐ右に分岐がある。サネ尾道への取付き口だ。ここは今年の5月(2015-5-6)に歩いた。そのサネ尾分岐を右に見てそのまま真っ直ぐ左岸沿いに進む。

暫くそんな状態で進むと、道は沢に入り小岩の多いルートとなる。踏み跡はほどんど分からなくなるが、水はほんの少ししか流れていないので、歩きやすそうな所を拾いながら進む。

前方に大きな堰堤が見えてくると、登り口が見えない。手前の左右にルートはないかと注意深く進むと左岸側に、戻るように薄い踏み跡があった。ここから左岸を高巻いて行けそうであったが、とりあえず堰堤まで進むと、堰堤の左側(右岸)にアルミに梯子が設置してあった。かなり高度があるが、4段に分かれ途中は小さな踊り場になっているので恐怖感はない。

堰堤の上に出ると、その先も同じような状態で進む。小さな滝もあったが全く問題にならない。
堰堤から 15分ほどで、沢はなくなりV字の側溝のような踏み跡に変わるが、そのすぐ先で源頭部のような所に出る。

踏み跡は右方向の細尾根の急登に方向替えをしていた、地形図に現れていない細尾根だ。
勾配は急であるが、木の根っこなど足がかりがあるので、滑ることはなかった。但し下りではビビるところだ。
そんな急勾配を 100m程登ると、右からの杣道に出合った。その杣道を右に見てそのまま急勾配を登る。杣道から登る人が多いのかロープが架けられていた。

すると、すぐ上で再び杣道に出合う。手作りの丁寧な案内板があり「←ダイトレ合流」 「サネ尾道合流→」とあった。ここは、右のサネ尾道方向に向かう。
すぐ先で、サネ尾の三叉路にでた。ここは、今年 5月に歩いた時はそのまま中央のサネ尾を行ったところだ。
ここにも、前回通過した時にはなかった丁寧な案内板があった、その案内に従い今回は右の「一ノ鳥居」方面に向かう。
初めは広い道であったが、少し先から道が細くなり、急な斜面を横切って行くので注意しながら進む。
山の斜面を横切り終えて浅い谷に入ると、先ほどの案内にあった「ブッシュ多い」地点のようだ。しかし今の季節は涸れているので全く問題ない。
そんな浅い谷をダラダラと登って行くと、前方左側に一ノ鳥居が見え、その西側の山上道路に飛び出した。

裏参道から葛木神社に入り、いつも通り山歩きの安全を祈願する。
まだ十分に時間があるのでロープウェーの下尾根から尾根先まで下りて、そこから登り返す事にして、転法輪寺から金剛山遊歩道に入る。

ロープウェー乗り場から、シャクナゲの道に入り、Uターンするところで香楠荘の下の尾根に入り、その尾根を下って行く。
ロープウェーの鉄柱の所で道なりに尾根を移動し、そこから始まる急坂を下る。途中で左に分岐があり、そこを折れると念仏坂に下りるが、以前にそこから下りたことがあるので、今回はそのまま尾根を下る。
分岐からしばらくは緩やかな坂であったが、再び急下りに変わり、すぐ下の細尾谷に下り立った。

細尾谷ルートは初めてだ。下り立ったところはシッカリとした踏み跡だったので、そのルートも良く歩かれているルートのようだ。すると下手から単独さんが登ってこられた。先行して登り返しに向かう。

そのルートも途中まで沢横によく踏み歩かれた山道が繋がっていたが、途中からルートは沢の中に入るので踏み跡が分からなくなる。両サイドを注意しながら沢の中を進む。所々で沢の横に山道がある程度だった。
大分上り詰めた所で、沢の分岐のようなところにベンチがあり、そこで左の谷に入る。相変わらず同じようなルートであるが、少し登るとルートは沢を離れ山の斜面を上がると金剛山遊歩道に出合った。

いつも通り遊歩道から「ちはや園地」に向かう。今日は天気が良く空気が澄んでいるので、ちはや園地にあるミュージアム横からは遠くの大峯の稜線がクッキリと見えた。

湧出岳の一等三角点にタッチし、葛木神社北側の巻道から国見城址に行き、そこで少し遅くなった昼食。
2時間足らずで下山出来るので、今日も食後にコーヒーとドーナッツでマッタリと休憩。

下山ルートは予定通り「中尾ノ背」とし下山に向かう。売店の上の十字路の少し先にある分岐が以前から気になっていたので、そこに偵察に向かう。葛木神社の北側の巻道から分岐して、第六堰堤に向かう尾根に合流していたのを見届けて引返す。

大日岳より、大峯・台高の遠方の景色を眺め、その先の六道ノ辻より、左に折れる。
六道ノ辻より一段下で左に石ブテ尾根への分岐を見て、正面の「中尾ノ背」方面にもう一段下ると、今度は左方面に丸滝谷分岐がある、右に行けば石ブテ東谷の源頭部だ。ここもそのまま正面の「中尾ノ背」に進む。

細尾根の急登が続くが特に危険という程でもない。途中で今年 8月(2015-8-23 )に上がってきたことのある「石ブテ東谷」への分岐を右に見て、そのまま細尾根を下って行く。
尾根先の下山地点が近くなると、急に傾斜がキツクなり、お助けロープがあった。ここはロープ無しでは怖くて下れないところだ。

10mほどそんな所を下ると、右方向への分岐があった。そのまま真っ直ぐ下ると尾根先の急下り(崖)に出る、ロープはあるが危険な所だ。
ここは右に、石ブテ東谷の最初の滝の上部に向かう。ここも谷に下りる所は崖になっているが、高さがなくロープ(チューブのような物)があるので問題ない。

丸滝谷と石ブテ東谷の合流点から沢を下って行く。最近雨が降った形跡はないが、水量が多いので、岩に滑らないように気を付けて進む。
左岸側にある巻道を見落とさないように、確認しながら下り、2ヶ所ほどそんな巻道の山道に入り、昔に鉄板橋のあった所で渡渉し、林道に入る。

林道をダラダラと下り、石筆橋を渡り、旧R309を水越峠方面に進み、スタートした駐車場に戻る。

 
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水越川公共駐車場
今日は上天気であるが、年末の押し迫った時期の為かガラガラ

水越峠

金剛の水
ここまで、単独の下山者 2名とすれ違った。朝の何時から登っているのだろうか?

カヤンボ
ダイトレはここで左に橋を渡るが、カヤンボ谷へ入るには、このまま林道を少し進む

カヤンボから数十メートルの所にある小さな堰堤の上流側で渡渉する

親切な案内状があった

渡渉してすぐに左岸側にあるシッカリした踏み跡を進む

途中から沢に下り、そこを遡る。水はほんの少ししか流れていない

大きな堰堤が前方に
登り口が見えないので、左右を見回すと、左岸側に薄い踏み跡のようなものがあったが、とりあえず堰堤まで行ってみる

堰堤の左側にアルミの梯子が据え付けられていた。
かなり高度があるが、4段に分かれているので、怖くはない

2又の合流地点
ここはテープのある右方向に進む

小さな滝
滑り滝で滑りやすいが、上部にあった倒木を掴んで上がる。

小滝の横には木の梯子があるが、足場が良いのでそのまま小滝を登る。

源頭近くになると、沢は踏み跡に変わっていた

霜柱

源頭部あたりか
この先で、地形図に現れていない細大根の急登を 100m程登る

右からの道に合流

お助けロープのある坂を少し上がると、杣道にぶつかり、丁寧な案内があった。ここは右にサネ尾に出ることにした

サネ尾 三叉路
中央がサネ尾、左が歩いてきたダイトレに向かう道。右が一ノ鳥居へのルート。真ん中のサネ尾は前回歩いているので、右に行く

切り株に巻きつけてあった親切なルート案内図

先ほどの案内図にブッシュ多いとあったが、夏場にはこの辺りはブッシュになると思われるが、この時期は問題なし

大きな作業小屋

左前方に一ノ鳥居が見えてきた

左の電柱の横から山上道路に上がって来た

裏参道の「ブナ林」から葛木神社に向かう

葛城山とその向こう側には奈良方面の市街地が見える

本殿の裏側の日の当たっているところが金剛山の最高点
神域のため、入れない

葛木神社
いつも通り、山歩きの無事を祈願

ロープウェー乗り場

ロープウェーの鉄柱
香楠荘の下方にある尾根を下って来た

尾根先を下りきると、細尾谷に出合った
ここから、細尾谷道を登り返す

中尾根への分岐地点

ベンチに案内表示があった

ガレ谷を遡って行く

ベンチの所から、左の方の谷に入り、その少し先で谷を離れ遊歩道に向かう

金剛山遊歩道に合流

ロープウェー乗り場まで戻って来た。 細尾谷への周回は 1時間18分

ロープウェー乗り場より
関空とゲートタワービル

「ちはや星と自然のミュージアム」の横の展望場所より、大峯方面を望む

山上ヶ岳のズーム

大普賢岳(左)と稲村ヶ岳(右)

左から弥山・八経ヶ岳・明星ヶ岳

ちはや園地
年末の為か、好天気の昼食時にも関わらす人は少ない

湧出岳 一等三角点

葛木神社北側の巻道

国見城址の一段上より、大阪湾と富田林方面

PLの塔

国見城跡で昼食を取り
下山に向かう

0度であるが マイナス0度となっていた。

大日岳より①
中央ピークは白髭岳

大日岳より②
中央に山上ヶ岳、右のピークが八経ヶ岳

六道ノ辻

石ブテ尾根・中尾ノ背 分岐
六道ノ辻より一段下がったっ所

中尾ノ背は危険とある

丸滝谷・中尾ノ背 分岐
先ほどの分岐より、「中尾ノ背」方面にもう一段下がった所

石ブテ東谷分岐
今年の 8月に石ブテ東谷よりここに上がって来た

細尾根が続く

ロープの助けを借りて激坂を下ってきた所。下から撮っているので分かりにくいが、激傾斜

左のチュープの所から、石ブテ東谷に入った最初の滝の上に下りてきた

当方は左の滝の上に下りてきたが、まっすぐ下りると、正面の黄色のテープの所に出る。危険が多い

石ブテ東谷(左)・丸滝谷(右) 分岐 中央が中尾ノ背
下流側より撮る

谷を下って行く
所々で、谷横にルートあり

林道に出合う
以前に鉄板の橋があった所

石筆橋

水越川公共駐車場



当方の車を含め数台しか残っていなかった
 
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