TKMデジカメ山歩き 2015/5/6(水)
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金剛山
スタート:水越峠 →
ルート :↑サネ尾、↓松の木道・青崩道
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
湧出岳 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は ( こちらを参照 )
 Ⅰ△1111.89m (金剛山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
500m  08:25   ① 水越峠 下側路駐 0:40 0:50 0:40   出発時間 07:05 14:55
   09:05   ② 登山口(サネ尾) 到着時間 08:10 16:10
0:58 - 1:38  
   10:03   ③ ダイトレ出合 片道距離 44 ㎞ 43 ㎞
0:20 - 1:58  
1111m  10:23~10:34 0:11 湧出岳 △1111.9 往復距離 87 ㎞(AVG= - )
0:15 - 2:13  
   10:49   ⑤ ちはや園地  
0:34 - 2:47  
   11:23~11:56 0:33 ⑥ 国見城址(金剛山)  
0:48 - 3:35 0:48
   12:44   ⑦ 登山口(松の木道)  
0:43 - 4:18 1:31
   13:27~13:35 0:08 ⑧ セト ASC(総上昇)プロトレック 1070 m
0:46 1:00 5:04 2:17
400m  14:21   ⑨ 登山口(青崩道) DSC(総下降) 〃 1065 m
0:24 - 5:28 2:41
   14:45   ⑩ 水越峠 下側路駐 総上昇量(GPS) 1049 m
  6:20 0:52   5:28 -     移動距離(GPS) 15.3 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24》 → 《京奈和道》 → 《R24》 → R309 → 水越トンネル西口 → 水越峠
※ 帰路は、峠を東側に下り、新しく開通した御所南ICより京奈和道に入り帰宅


駐車場

水越峠より西側に少し下った所に路駐


ルート

P → 水越峠 → サネ尾登山口(カヤンボの 60m先) → 《サネ尾》 → ダイトレ出合 → 郵便道分岐 → マツバカケ尾出合 → 湧出岳 → ちはや園地 → 《金剛山遊歩道》 → 国見城跡(金剛山) → 《松の木道》 → セト → 《青崩道》 → P


記録

今日 5月6日(水)は 5連休の最終日(憲法記念日の振替休日)だ。
連休の中間の3日間は何もせずに家で巣ごもりしていたので、今日は天気もマーマーな事もあり、出かけることにした。
このところ山歩きするとバテてしまうのでトレーニングのため近場の金剛山に行く

ルートは歩いた事のない「サネ尾根」から登り 「松の木道」で下り、セトに登り返してから青崩道から戻る周回ルートとした。

水越トンネルを西口に抜け水越峠への旧道を折り返すと、入口から路駐の車がイッパイだ。
金剛は何度も来ているが、こんなに車が多いのは初めて、当然に上の水越川公共駐車場もバス停横の駐車地も満車。
水越峠のに近づくと路駐の車が並んでいたのでその手前に停める。


旧道を路駐の車列を横に見ながら峠まで少し上がり、右にダイトレ道の林道に入る。なるべく汗をかかないように林道をスローペースで花をながめながら歩く。
林道を30分強歩き、カヤンボに着くとダイトレは左に橋を渡るが、川沿いに林道をそのまま 70mほど進むと、左に川に下りる踏み跡がある。ここが「サネ尾」・「カヤンボ谷」ルートの入口だ。

なお、冬場に氷瀑の見られる「モミジ谷」ルートはこの先 20mの、林道がヘアピンカーブになっている曲がり角のところだが、モミジ谷に行く時に毎回ここから入りかけてしまう。
その、毎回間違う入口から入るのは、今回が初めてだ。すぐ下の川に下りると、川の合流点になっており、左側が「カヤンボ谷」、右が「モミジ谷」で、その間にある尾根が今日の目的の「サネ尾」だ。

取り付きがどこにあるか、踏み跡を探すと、カヤンボ谷の左岸側に踏み跡が向かっていた。その踏み跡を少し上流側に行くと、そのまま川沿いに向かう道と、右に尾根に上がる道の分岐があった。目印も何もなかったが明確な分岐だ。

分岐を右に折れると、いきなりの急坂が待っていた。しかしよく踏み歩かれた道で、急坂には丸太でステップが作られていたり、お助けロープがあったり、九十九折れになっていたりしていた。地図にない道なのに普通の山道以上だ。
そんな傾斜はきついが歩きやすい道をドンドン登って行く。少し蒸し暑いが、気温はあまり高くないようで、幸いに汗はそんなに出ない。

少し傾斜かゆるくなってくると、右に分岐があったが、そのまま尾根を進む。
その少し上でも 3又分岐があり、左側には「ダイトレ ←」とテープにマジックで書かれていたが、右側はマジックが消えておりどこに出るのか不明、ここも尾根を直進

傾斜のない広い場所に出てくると、途端にルートが不鮮明になった。少ないテープを拾いながら少し進むと、左側に大きな溝が見えてきた、溝の中を人が歩いている、ダイトレ道だ。すぐ先でその溝に合流。

ダイトレを少し進むと、郵便道分岐だ。
下に向かう広い郵便道の上側に湧出岳を巻いて行くような道が続いていたので、予定にはなかったがダイトレを別れその道に入る。
細いがしっかりした道で、平行に山を巻いて行く。しばらく行くと、左に尾根を下って行く道と、右に尾根を登る道にぶつかった、右に尾根を登る。踏み跡は薄くなったのでルートを外れないようにシッカリ見極めながら登ると、湧出岳に向かう道にぶつかった。

そのまま、ちはや園地に向かおうとしたが右に電波塔が見えたので湧出岳に寄ってみることにした。
湧出岳の一等三角点の横で今日初めての休憩、ついでにパンで小腹を満たす。

反対側に下り、ちはや園地に向かう。
ちはや園地の南側の展望地で大峯方面を見ると、薄くではあるが大峯の山上ヶ岳から釈迦ヶ岳への稜線を望むことが出来た。
いつも通り、金剛山遊歩道で国見城址に向かう。


少し時間は早いが国見城址で昼食。ベンチは満席であったが、お一人さんのベンチの横にお邪魔させてもらう。
先週・先々週と暑かったので、今日は割子そばを購入してきたが、山頂の気温は15°と過ごしやすかったので、熱いモノでもよかったかな。

下山は以前から気になっていた、「タカハタ道」のP989から西の尾根に続く道、「松の木道」へ向かう。
国土地理院の地図にはこの「松の木道」は載っているが、「タカハタ道は」載っていない。
このルートもよく踏み歩かれた道で明確なルートが続いていた。地理院の地図にある途中の分岐道「鎌道」には丸太で通行止めとなったいた。

明確な道をドンドン下って行き、麓が近くなると途端に踏み跡が薄くなってきた、あまりにもギャップがあるのでメインルートを外したのかも?
薄いとはいえ踏み跡は続いていたののそのまま下ると、沢の横に下りた。数十メートル進むと川にぶつかり向こう側に舗装林道が通っていた。

川の手前を右に進むと、少し先で舗装林道に合流。その林道を登って行きカトラ谷を右に見て、ドンドン詰めて行くと林道終点まで来てしまった。
左に渡渉しセトに向かう分岐を見落とした。

前回も見落としており、前回は林道終点の踏み跡からまだ先まで行っているが、その教訓があるので、林道終点で引返す。すぐ下に分岐があった。
赤い三角コーンで分岐を示していたが、コーンの先で落石があったのでその注意のためのコーンと勘違いしたことによる。

セトまでは今日最後の登り。気が楽なせいか、息は切れるがシンドさはない。セトで少し長めの水分休憩。
十分体力を回復し、青崩道を軽快に下って行く。
途中でGPSのバッテリーを交換し、先に向かいかけると年配の単独さんに追い抜かれる。当方も下りでそれなりのスピードで下っていたが、元気なお年寄りだった。

トイレ横から旧道に降り、水越峠までぶらぶら25分かかって歩き、今日の行程を終える。

 
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水越峠を西側に少し下った所に駐車。
5連休の最終日なので車がイッパイ。
こんなの初めて
 

このところバテ気味なので汗をかかないように花を見ながらゆっくり歩いていると今まで気が付かなかったものを発見。S59年1月31日の遭難碑。31年前の出来事

カヤンボ
ダイトレはココを左に橋を渡るが、「サネ尾」に入るにはこのまま林道を約 70m進む。

「サネ尾」「カヤンボ谷」は左の踏み跡から下の川に下りる。
「モミジ谷」はこの先 20mの林道のヘアピンカーブで川に下りる。

川に下りたところ
左「カヤンボ谷」、右「モミジ谷」、中央が「サネ尾」。サネ尾の登山口はカヤンボ谷側に少し入ると、明確な踏み跡の分岐がある。

表示・テープはないが明確な踏み跡が続いており、急坂には丸太でステップが作られている。

ロープ場もあり

誰が作ったのか、木の「つる」で手すりも作られていた

長いロープ場
登りでは必要ないが、下りでは滑りやすいので・・

急登を 200mほど高度を上げると、少しの距離であるが息を整える事が出来る平坦な道に入る

分岐①
明確な 2又分岐があった。右に山原を巻いていく道はどこに続く? 当方はこのまま尾根を目指す

分岐②
今度は 3又分岐。左は「←ダイトレ」とあるが、右はマジックが消えており不明。ここも尾根を直進

ダイトレに合流
左の溝は何かと思ったら、ダイトレ道だった。

郵便道分岐
この分岐で、広い郵便道に下らず、湧出岳を東に巻いて行く?細い道に入る

細いが明確な踏み跡が、平行に山を巻いている

尾根を下って行く道と、登って行く道にぶつかる。
ここは右に尾根を登って行く

湧出岳への道に出合う
右の薄い踏み跡から出てきた

展望塔
保存委員会とあるが、昔は登れたのだろうか?

湧出岳 一等三角点 1111.9m
金剛山(1125m)より13m低いが一等三角点はココにある

ちはや園地
いつも通り、ちはや園地まで来て、金剛山遊歩道経由で国見城址まで周回

ちはや園地の南側より大峯方面の展望。 少し薄いが山上ヶ岳から弥山・釈迦ヶ岳への稜線が、望むことが出来きた

転法輪寺と八重桜

山頂は 15°
歩いていると暑いが、ジッとしていると丁度良い

国見城址に到着
お一人さんが独占していたベンチの横にお邪魔して昼食。
今日のメインは割子そば

富田林方面
この景色を見ながら昼食

国見城址の一段下の広場
ここにも八重桜

六地蔵にあいさつし、「松の木道」に向かう

この辺りブナ林があり、霧氷の時期・紅葉の時期に素晴らしい景色に出合えるエリア

ツツジオ谷への分岐

「鎌道」「松の木道」分岐
右の「鎌道」は丸太で通行止めにしてあった。

「松の木 ←  カマ道 →」のテープ。
木にもマジックで ↑鎌道とある

麓まで下りてきた
下山近くで急に踏み跡が薄くなったので、道を間違えたか?

この右から出てきた。
表示はどこのもない。
この道を少し進むと舗装林道に出合う

カトラ谷分岐
舗装林道を登ってきた

林道終点まで行き過ぎてしまう。
前回も間違えた。前回はそこでも気付かず、右の踏み跡を先まで行ってしまった。

分岐まで戻る
分岐の目印の三角コーンを落石注意と勘違いして林道終点まで行ってしまった。

セト

少し長めの水分休憩し青崩道を下る

ケルン
犬の写真が添えてあるが・・

青崩道 登山口に下山
軽快に下っていたが、前方の年配者に途中追い抜かれた。



駐車場所に戻ったが、下山が早かったのか、路駐している車は減っていなかった。
 
 
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山で出会った 花・生き物





やまぶき(山吹)
バラ科



ふじ(藤)
マメ科

今が旬なのか、山のあちこちに、緑の中に薄い緑の「花」が目立っていた

たちつぼすみれ(立壺菫)?  スミレ科

国見城址にあるシンボリックな桜の木


「金剛ざくら
5月上旬より満開
花は うすみどり」

とあるが、ネットで調べると「金剛桜(別名=ウワミズザクラ)」とは全く別物
「オオシマザクラの古木」のようだが・・正解は?

うまのあしがた(馬の脚形) キンポウゲ科
別名: キンポウゲ(金鳳花)

くさいちご(草苺) バラ科

ツツジの一種だと思うが、サツキだろうか? 1株のみ咲いて、目立っていた
 
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