TKM の デジカメと山歩き | 2014/8/13(水) | 別ウインドウで拡大表示 |
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曇 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:旧R309「祈りの滝」下側 → | |||||
ルート :↑関屋道、↓ガンドガコバ道 | |||||
日本200名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
300m | 08:39 | ① 旧R309路駐地 | 1:27 | - | 1:27 | 出発時間 | 06:45 | 15:20 | ||
10:06 | ② 朝原寺跡(長柄・関屋分岐) | 到着時間 | 08:30 | 17:05 | ||||||
0:58 | - | 2:25 | ||||||||
11:04 | ③ ダイトレ出合 | 片道距離 | 42 ㎞ | 41 ㎞ | ||||||
0:56 | - | 3:21 | ||||||||
1125m | 12:00 | ④ 金剛山 P1125(葛城神社) | 往復距離 | 83 ㎞(AVG= - ) | ||||||
0:07 | - | 3:28 | ||||||||
12:07~12:48 | 0:41 | ⑤ 国見城址 | ||||||||
0:28 | 0:35 | 3:56 | 0:28 | |||||||
13:16 | ⑥ 太尾塞跡 | |||||||||
0:35 | 0:30 | 4:31 | 1:03 | |||||||
13:51 | ⑦ カヤンボ | |||||||||
0:04 | 0:30 | 4:35 | 1:07 | |||||||
13:55~14:05 | 0:10 | ⑧ 金剛の水 | ASC(総上昇)プロトレック | 770 m | ||||||
0:22 | 4:57 | 1:29 | ||||||||
14:27 | ⑨ 水越峠 | DSC(総下降) 〃 | 800 m | |||||||
0:41 | - | 5:38 | 2:10 | |||||||
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15:08 | ⑩ 旧R309路駐地 | 総上昇量(GPS) | 776 m | |||||||
6:29 | 0:51 | 5:38 | - | 移動距離(GPS) | 13.7 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《大和高田バイパス》 ⇔ R309 ⇔ (旧)R309 路駐
R309から水越峠方面の(旧)R309に入り、450m進んだところに路駐
P → (旧)R309 → R309 → 関屋道の下の入口 → 《関屋道》 → 第22番葛城経塚(おたわ地蔵) → 朝原寺跡 → 《ダイトレ》 → 一ノ鳥居 → 葛城神社(金剛山) → 国見城跡 → 大日岳 → 太尾塞跡 → 《ガンドガコバルート》 → カヤンボ → 水越峠 → P
先週末に木曽駒に行こうと思っていたが、台風11号と12号が相次いで襲来したため中止。
2本の台風とも日本全土を荒らしまくった。
遅れてきた11号は10日(日)早朝に四国に上陸し赤穂市から日本海に抜けた。奈良では時折強く吹く風と雨でたいしたことはなかったが、お隣の三重県全域では運用が開始されて以来3度目の大雨特別警報が発せられた(特別警報=警報の発表基準をはるかに超えるような甚大な災害が発生するおそれがある場合に適用)。
当方が居住している奈良のすぐ隣にある木津川も相当水かさが増したらしい。
今週はお盆のため、行楽地・高速道路は渋滞が予想されるが、後半は天候は芳しくないようだ。
そんなことで、盆休みの初日(13日(水))に近場の金剛の未踏ルートを歩くことにした。
当初は暑さしのぎの出来る谷ルートの石ブテ東谷の「勘助屋敷の道」を考えたが、ルートを確認のためネットを見ていたら、滝登りが厳しそうなのであきらめ、「関屋道」を歩くことにした。
R309から、水越峠への旧道に入り数百メートル進むと、左に赤い鳥居があり、草に覆われた山道のようなのがあった。まさかここが新道に上がる地図に載っている目的の道とは思わず先に進む。
その先それらしき道はなく、Uターン場所がなかったので、結局「祈りの滝」まで行ってUターン。先ほどの赤い鳥居の少し手前の道が広がった所まで戻り路駐する。
赤い鳥居の入口は草に覆われ、水が流れている一部分でコンクリートの舗装部分が見える程度。草をかき分けブッシュに突入。
しばらく進むと道は完全に雑草と倒れた枝に覆われているので、その上に乗り進むが濡れた木の枝に滑り転倒。その先やみくもにブッシュを突破。半分程度進むと下草はなくなりコンクリートの道が露出してきた。その先で新道に出た。この間わずかな距離であったが、とてもひどく歩くような道ではなかった。
R309(新道)の高速で走る車の横をヒヤヒヤしながら、左の奈良方面に少し下り、右に折り返す脇道に入る。
急坂のコンクリート道を真っ直ぐ登って行くと舗装道は行き止まりになった、そこが登山口。
入口は草に覆われていたが、少し入ると明確な道が繋がっていた。
少し進むと「おたわ地蔵」への手作りの標識があった。今日はじめてみる標識だ。所々のある標識に従い「おたわ地蔵」に至る。
「おたわ地蔵」の正面を通り抜け先に進む。
その先地図上は谷にルートがあるが、ブッシュ状態になっておりテープは左の尾根方面にあり薄い踏み跡もあるのでそれに従う。暫くその尾根を登って行くと看板の裏手に出た。その看板には歩いてきたルートではなく谷道を案内していたが、上から見てもその道はブッシュがひどそうだ。
看板にあった「金剛山・朝原寺跡」方面に登って行く。
少し登り右にトラバース気味に向かうと、前方に黒っぽく大きく動くものが見えた、一瞬クマかと驚いたが、金剛にはクマはいない。イノシシかと思いコンデジの最大ズーム40倍で撮ると、やはり大きなイノシシだった。暫くすると向こう方面に行ったので、口笛を吹き独り言を言いながら先に進む。
トラバース道から直登道に変わり、一登りすると再び看板の裏に出た。その辺りから傾斜が緩やかになり、広いフラットな場所に出た。朝原寺跡の一帯のようだ。
三叉路の分岐があり、表示はないが左方面に下るほうは朝原寺道のようだ。三叉路を右に少し進むと、テープに「ここは(朝原寺跡)」とマジックで書かれていた。見回しても何も見えなかったのでそのまま進む、その先からは林道のような広い道がしばらく続いた。
緩い傾斜が終わると道は山道に変わり、再び傾斜がきつくなってきた。暫くこらえながら登るが、シンドクてたまらず足が止まってしまった、境界杭の上に座り一服。パンをかじり水分補給したが、その後回復するまで少し時間がかかった。
再び急登に挑む。U字溝の滑りやすい直登道を一歩づつハーハー・ゼーゼー言いながら汗ダクで登って行く。
ダイトレの尾根が見えてくると、直登道から尾根下を平行するようなダラダラ道に変わり、少し先でダイトレに合流。余りのしんどさに、ここから下山しようかと思うくらいに、心が折れかけていた。
暫く休憩し、心を入れ替えダイトレ道を山頂に向かう。傾斜のない所は快調に歩けるが、階段にかかると途端にペースダウン、ダイトレ道でこれほどシンドク感じたのは初めてだ。郵便道分岐の手前の長い階段では、同年輩の夫婦さんに軽く追い抜かれる。
一ノ鳥居で水分補給をし息を整える。山頂方面へのコンクリート坂を小股でゆっくりと登って行く。
いつも通り葛城神社で山歩きの無事を祈願して、国見城址に。
国見城址は、お昼時でもありベンチは満員。上の段に上がり割子そばとカステラで昼食。
昼食はすぐ終えたが、体力を回復するため、その後水分を取りながら大休憩をした。
いつもなら、湧出岳の一等三角点経由でちはや園地まで行って金剛山遊歩道へ周回するが、今日はそんな元気は残っていない。
下山リートは、水越峠から駐車地まで旧道を3キロほど歩く事になるので、水越峠に直行する「ガンドガコバルート」で下りることにして、大日岳に向かう。
下りは快調に歩けるが、大日岳のチョットした登りで足の動きが鈍くなる。その後は下る一方なので快調だ、先行者にも追い付く。
太尾塞跡で年配の登山者と雑談して、ガンドガコバルートに入る。このルートは林道なので足早に下り「金剛の水」の休息場で冷たい水で顔と首を冷やしペットボトルの水を入れ替える。ついでに靴とストックも洗う。
水越峠から、旧道を下って駐車地に戻った。途中で「祈りの滝」を見物したが、峠から40分もかかった。
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まむしぐさ(蝮草) サトイモ科 |
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イノシシ 前方に動く大きなものが見えた。一瞬クマかと驚いたが、金剛にクマはいない。 コンデジの最大ズーム(40倍)で写すとやはりイノシシだった |
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![]() ききょう(桔梗) キキョウ科 |
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