TKMデジカメ山歩き 2014/4/19(土)
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金剛山
スタート:水越TN西口 →
ルート :↑丸滝谷、↓カトラ谷・青崩道
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
400m  08:24   ① 水越トンネル西口 1:39 - 1:39   出発時間 06:50 15:30
   10:03   ② 丸滝 到着時間 08:05 17:00
0:52 - 2:31  
   10:55   ③ 六道ノ辻 片道距離 43 ㎞ 45 ㎞
0:14 - 2:45  
1094m  11:09   大日岳 P1094 往復距離 88 ㎞(AVG= - )
0:13 - 2:58  
1125m  11:22   金剛山 P1125(葛木神社)  
0:22 - 3:20  
   11:44   ⑥ ちはや園地  
0:34 - 3:54  
   12:18~18:03 0:45 ⑦ 国見城址  
0:09 1:40 4:03 0:09
   13:12   ⑧ お花畑(カトラ谷) ASC(総上昇)プロトレック - m
1:14 5:17 1:23
   14:26   ⑨ セト DSC(総下降) 〃 - m
0:54 1:10 6:11 2:17
   15:20   ⑩ 水越トンネル西口 総上昇量(GPS) 1008 m
  6:56 0:45   6:11 -     移動距離(GPS) 15.1 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24》 → 《R309》 → 水越トンネル西口
※ 帰路は部分開通している京奈和道の御所ICから帰宅


駐車場

水越トンネル西口から旧道に折り返し、石筆橋の少し上側に路駐


ルート

P → 石筆橋 → 《丸滝谷》 → 六道ノ辻 → 金剛山(葛城神社) → ちはや園地 → 《金剛山遊歩道》 → 国見城址 → 《カトラ谷》 → セト → P


記録

久しぶりの山歩き
サボっていた原因は、首の後ろに出来たオデキみたいな物(正式名は粉瘤と言うらしい)が腫れて痛くなったためだ。
しばらくは我慢をして抗生物質で散らそうとしたが、残念ながら痛みは増すばかりだったので、覚悟して切った。その治療が長引いている、中々膿ができらない。
まだ傷口にガーゼを埋め込んでいるが、痛みはなくなったので、久方ぶりに出かける事にした。

と言う訳で、体調は完全ではないので、近場の金剛山をぶらつく事にした。
そのぶらつく場所は金剛山のお花畑を2ヶ所。カラト谷のお花畑と、以前通った時に気にかかっていた丸滝の上流アリジゴクのV字溝を詰めた先のお花畑のj様な場所の2ヶ所だ。
ルートは石筆橋から丸滝谷ルートで金剛山の山頂に上がり、山頂散策をしてから、カラト谷ルートで下山し、セトに登り返し、青崩道からスタート地点に戻る周回を予定した。

近場なので、普段通りに起きて家を出る。
水越トンネルを抜けトンネル西口から旧道に折り返すと路駐している車が多い。
着いた時間が遅かったためか既に多くの車が駐車していた、石筆橋の少し上に路駐。

スタート準備をして、ストックを伸ばそうとしたら、2本とも3段目がびくともせず延ばせない、手入れもせず車の中に入れっぱなしだったので、こびりついてしまったようだ。
幸い廉価品の古いストックが車の中にあったので今回はそれを使う。


石筆橋を渡り舗装林道を詰めて行く。林道終点で以前あった鉄板橋がなくなっていた。
川幅が広がり大きな石ころがゴロゴロしている。その荒れた沢を進みかけたが、以前来た時に鉄板橋を渡り左岸の山道を歩いた事を思い出し、対岸を見ると山道があったので、元に戻りその山道に入る。

暫く川と並行する山道を進み、谷が狭まった所では山道から沢におりる、そんな事を2度程繰り返し、川を遡って行くと、二股に出た。左側の先には堰堤があり、二股の間の尾根先の上にはロープがみえる。そこが中尾ノ背ルート。丸滝へは右の本流方面だ。

その先、小さな滝にいくつか出合うが、何れもハシゴ・ロープが設置されているので越えるのに支障はない。
本流をドンドン詰めて行くと、左から合流する谷の先に細長い滝が見えた。「下の丸滝」のようだ。
そこから暫く行くと左から流れ落ちてくる水量は少ないが少し高さのある滝に出合う、sのの滝が丸滝。
滝の右側に3本重ねのロープがある。滝の上部まで高度はあるが途中に踊り場の様な所があり一気に登る訳ではないのでそれほど恐怖感はないが、ロープから手を滑らすと大けがは間違いないので、シッカリとグリップし登りきる。

滝の上部に上がり小休止、パンをかじり小腹を満たす。
チョロチョロと流れる沢を遡って行くとやがて涸れ沢になる。その先V字溝のザレ場で傾斜がキツイ。
アリジゴクのようでロープの助けがないと小石で足が滑って登れない。

突然V字溝が切れると、その上が前回通過した時に気になっていた場所だ。
記憶ではお花畑の様なイメージがあったが、季節が違う事によるのだろうか様相は取り立てて言う程の場所でもなかった。
ただ「えんれい草」が群生しており、朝つゆに濡れたその特異な形状の花と葉がココを目指してきた事をかろうじて慰めてくれれた。

その少し先で左手にロープがあり、谷を離れ尾根に取り付く。尾根に出ると「中尾ノ背」へ合流。少しその尾根を登ると、今度は石ブテ尾根と合流。
そこから又少し上がると六道の辻、そこからは通い馴れた道だ。

大日岳で大峯方面を覗くと、青空なのに全く見えない、空気が相当濁っているようだ。
山頂施設手前で左折し、転法輪寺の本堂正面を抜け葛木神社へ行く。いつも通り山歩きの無事を祈願。
参拝を終え山頂散策の為、ちはや園地に向かう。いつもは寄り道をする湧出岳の一等三角点は今日は少しシンドイのでカット。
ちはや園地からロープウェー山頂駅を横に見て金剛山遊歩道を歩き国見城跡で昼食。
今日は久しぶりにアルミ鍋ラーメンとおにぎり雑炊、食後は気候が良いのでのんびりコーヒータイム。

昼食後、国見城跡の下の広場からカトラ谷道に入る。
急下りの長い丸太階段を谷に向かって下って行く。下りきった先で突然開けるとそこがお花畑。残念ながら時期が少し早かったようで、二輪草の葉っぱが一面に広がっているものの早咲きの花がポツリポツリと咲いている程度だった。
このお花畑が目的なのだろうか、マイナーな―コースなのに多くのハイカーと出会う。

谷をドンドン下って行き堰堤がいくつか現れると、やがて林道に出る。
その林道を左手に堰堤をいくつか見ながら登って行く、林道終点まで行くと山道がない。
少しウロウロ探すが見当たらず。GPSで確認すると分岐を行き過ぎてしまったようだ。
右手に注意しながら戻っていくと、下山してくる人が見えた。手作りの表示しかなかったので完全に見落としていた。

その見落とした分岐から谷を横切り植林地に入る、急傾斜地であるが良く踏まれたジグザグ道なので歩きやすいが疲れた足に高度150mの登り返しがキツイ。
短い距離なのでフーフー・ハーハー言いながら一気に登る。心臓パクパク状態で「セト」に到着。水分補給し一服。

息を整え、青崩道を下って行く。
ダラダラとした下りなので、少し頑張って足早で歩く。大分下った所で足の疲労感が大きくなったが、ペースを守り、頑張りきって無事下山。

 
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石筆橋(写真左の少し先)の上部に路駐



天気の良い週末で、時間も少し遅かった為か、駐車している車が多かった

石筆橋から林道に入り、その林道を終点まで詰め山道に入る。始めは川沿いに高巻きながら進む

谷が狭まった所では沢の中を進む

イシブテ東谷ルートへは滝の左を巻いていくようだ

中央が「中尾ノ背ルート」、滝の左が「イシブテ東谷ルート」
丸滝には右の本流を進む

この滝は梯子に助けてもらう

右側にお助けロープ有

右に細長い滝が見えたが、左の本流に進む

ここも右側にお助けロープあり

この滝は少し手前から左に高巻く

幾つ目の滝だろう?
ここはよじ登る

本流から左の谷の先に「下の丸滝」が見える

丸滝
滝の右手に3本重ねのロープがあり、腕力でよじ登る

アリジゴク
ロープがないと、足が滑り登れない

V字谷の上部。振り返って上から覗いたところ
このすぐ上が、お花畑のようなところ

「中尾ノ背」の尾根に合流したところ

イシブテ尾根に合流

六道ノ辻

大日岳
晴れているが空気が濁っているので大峯山地方面は全く見えない

転法輪院

葛城神社 金剛山最高点
いつも通り、山歩きの無事を祈って参拝

いつも通り「ちはや園地」まで足を延ばし、金剛山遊歩道を歩き国見城址に戻る

国見城址
大賑わい

一番奥にベンチが開いていたので、そこで昼食。久しぶりにアルミラーメンとおにぎりの雑炊

気温は低い(9°C)が風がないので、のんびりできる

カトラ谷へ急下りの丸太階段をしばらく下るとお花畑に出た

カトラ谷の水場

ルートは整備されている

林道に出会う

この表示に気づかず、そのまま林道を登って行ってしまい、行き詰ったので引返した

セト
ここまで植林地の中 150mの登りが疲れた体には厳しかった

青崩道の登山口まで下りてきた



駐車地に戻る
 
 
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山で出会った 花・生き物




えんれいそう(延齢草) ユリ科






お花畑(カトラ谷)
えぞえんごさく(蝦夷延胡索) ケシ科



お花畑(カトラ谷)
にりんそう(二輪草) キンポウゲ科

花をつけているのは全て一輪なので一輪草かな


お花畑(カトラ谷)
みやまかたばみ(小深山傍食) カタバミ科







お花畑(カトラ谷)
にりんそう(二輪草)
キンポウゲ科





お花畑(カトラ谷)

やまぶき(山吹) バラ科


 
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