TKM の デジカメと山歩き | 2014/2/11(火) | 別ウインドウで拡大表示 |
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曇/晴 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:水越川公共駐車場 → | |||||
ルート :↑モミジ谷↓タカハタ道、↑ツツジオ谷、↓イシブテ尾 | |||||
日本200名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
450m | 07:51 | ① 水越川公共駐車場 | 0:55 | - | 0:55 | 出発時間 | 06:35 | 15:25 | ||
08:46 | ② モミジ谷入口 | 到着時間 | 07:40 | 17:00 | ||||||
0:49 | - | 1:44 | ||||||||
09:35 | ③ 第6堰堤(氷瀑) | 片道距離 | 44 ㎞ | 44 ㎞ | ||||||
0:52 | - | 2:36 | ||||||||
1125m | 10:27 | ④ 国見城址(金剛山) | 往復距離 | 88 ㎞(AVG= - ) | ||||||
0:43 | - | 3:19 | ||||||||
11:10 | ⑤ タカハタ・ツツジオ分岐 | |||||||||
0:26 | - | 3:45 | ||||||||
11:36 | ⑥ 二ノ滝(氷瀑) | |||||||||
0:59 | - | 4:44 | ||||||||
12:35~13:26 | 0:51 | ⑦ 国見城址 | ||||||||
0:23 | 0:20 | 5:07 | 0:23 | |||||||
13:49 | ⑧ 六道ノ辻 | ASC(総上昇)プロトレック | 1240 m | |||||||
0:50 | - | 5:57 | 1:13 | |||||||
14:39 | ⑨ イシブテ尾根 林道登山口 | DSC(総下降) 〃 | 1220 m | |||||||
0:37 | - | 6:34 | 1:50 | |||||||
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15:16 | ⑩ 水越川公共駐車場 | 総上昇量(GPS) | 1192 m | |||||||
7:25 | 0:51 | 6:34 | - | 移動距離(GPS) | 14.3 ㎞ |
奈良 → 《R24》 → 《R309》 → 水越トンネル西口
※ 帰路は部分開通している京奈和道の御所ICから帰宅
水越川公共駐車場
P → 水越峠 → 《モミジ谷》 → 氷瀑(第6堰堤) → 山頂巻道出合 → 国見城址 → 《タカハタ道》 → タカハタ・ツツジオ出合 → 《ツツジオ谷道》 → 氷瀑(二ノ滝) → 国見城址 → 大日岳 → 六道ノ辻 → 《イシブテ尾根道》 → 水越トンネル西口→ P
先週の春陽気から、一転して真冬の寒さに逆戻りした。
2月8日(土)は東京都心で積雪が27センチあり、20年ぶりの大雪に事故や交通機関の乱れ相次いだとの報道。
その日は奈良も薄らと雪化粧していた、道路の凍結が怖いのでこの週末は家で冬籠りしていた。
11日(火)の祝日(建国記念日)は昼から晴れるとの予報だ。
奥深い所はまだ道路の凍結が心配されるので、近場の金剛山へ、 このところの冷え込みで期待される氷瀑を見に行くことにした。
ルートは水越峠からモミジ谷へ入り、第6堰堤の氷瀑を見て、国見城跡に登り、次にタカハタ道から下り、ツツジオ谷に入り、二ノ滝の氷瀑を見学して山頂に登り返す。下山は山頂で状況を見て決める事にした。
モミジ谷の状況によっては、反対側のツツジオ谷に行く体力が残っているか不安があるが・・・
水越トンネルを抜け旧道に折り返すが、道路上に積雪はない。
水越峠まで上がる途中の水越川公共駐車場に数台の空きがあったので、その駐車場に停める。
駐車場から水越峠まで旧道を歩き、右にダイトレの林道に入ると、部分的にシャーベット状の雪が再凍結していた。
様子を見ながら少し進んだが、無理にノンアイゼンで進む事もないので、早々にアイゼンを付ける。
舗装道路上に凍った雪の上をガリッ・ガリッと踏みしめながら歩いて行く。
モミジ谷は2度程経験があるが何れも夏場で積雪期は初めて。
経験があるのにいきなり入口で戸惑う、積雪で景色が違い手前のトレースに惑わされ、少しウロウロ。
その少し先の林道のヘアピンカーブの所で林道を別れ、すぐ渡渉し右岸を登って行く。明確な踏み跡が続いている。
第1堰堤から第4堰堤まではその間に何度か渡渉するものの、4つとも堰堤の左側を超えて行く。
第5堰堤のみは右から越えて行くが、上部で1mほどの垂直の石垣を超えなければならない。
手がかりの岩が凍結しているので滑って体をひっぱりあげる事が出来ない、試行錯誤の上なんとか超える。
今日、最初の目的の第6堰堤の下の滝は予想通り氷瀑となっていた。
氷瀑に目が行って滝の下まで来たが、この堰堤を越えて行く道が見当たらない、少し戻ると左側(右岸側)に高巻いて行く道があった。
その先の二又で左の谷に入り、トレースを追って行く。
暫く行くと何となくトレースが少なくなり谷道が険しくなってきた、GPSで確認すると目的と違う谷に入ってしまったようだ。その薄いトレースを追って行っても山頂に行けるとは思ったが、予定のルートとは違うので戻ることにした。間違った分岐点まで戻ると犬を連れた夫婦さんが追い付いてきた。
その分岐点は手作りの標識はあるが、谷分岐に全く気づかなかった。前回来た時はここでは迷わなかったのだが・・・。
そのすぐ先で谷を離れ尾根を目指す、激登りだ。先行する夫婦さんは4本爪の軽アイゼンの為、グリップが効きづらいのかスローペースなので先に行かしてもらう。
シンドイ登りであるが、途中の霧氷が綺麗なので気分的に救われる。
高度差100mの激登りを終えるとやがて山頂北側の巻道に合流した。
転法輪寺から国見城址に着くと時間的にも体力的にもまだ大丈夫なので、パンをかじり小腹を満たしてから、次の目的地のツツジオ谷の氷瀑に向かう。
お馴染になった六地蔵を左に見て、ブナ林を下って行く、この辺りの霧氷は小さく少し期待外れ。
P989から植林地の中のタカハタ道をドンドン下って行くと多くの登山者とすれ違う、水場から谷道に変わりしばらく進むとツツジオ谷への丸太橋に到着。
大学生の団体さんがいたので、休憩もなしに先に行かしてもらい山頂目指して登り返す。
疲れは出ているが気合いが入っているのか足は意外と動いてくれる。
下の小さな滝は登山道から横目で見て少し行くと、今日2番目の目的の滝だ。
ここも予想通り氷瀑となっている。滝坪まで下り間近に見学。多くの人が氷瀑を写真に収めていた。
その氷瀑の滝を高巻いて暫く急登を登る。
やがて分岐に出合い、手作りの案内には(左)新道 (右)旧道(ヤブ多し)とあった。
前回は左に尾根を目指したので、今回は谷沿いの旧道を行くことにした。先行者に夫婦さんが2組いる。
谷の沢をトレースを追ってドンドン登って行く。先行していた夫婦さんは何やら見学をしていたので途中で先に行かしてもらう。
トレースはあるものの少しルートがややこしくなってきた。後ろからは追いかけてこないので、分岐があったのだろうかと心配になる。
取りあえず先に進むと、そこは見た目とは違い特にややこしいルートではなかった、その先で尾根に取り付く分岐があった
尾根目指して登ると墓地に出た、その先がちょうど2時間前に通過した六地蔵。
ここにきて天候は天気予報通り晴れてきた、「真っ青な空」に「真っ白な霧氷」はコントラストがあり綺麗だ、この冬初めての景色。
山頂広場に戻ると、大勢の人がいて大賑わい、当然ベンチは一杯なので、上の段まで上がり丸太ベンチで昼食
今日もカップラーメンとおにぎり。気温は低いものの風がなく天気が良いので、インスタントコーヒーを沸かし周りの霧氷を堪能。
帰路は取りあえず六道ノ辻まで行き、太尾尾根もしくは中尾ノ背かイシブテ尾根のどれかに、トレースの状況を見て決める事にして下山に向かう。
大日岳で霧氷を見収めして六道ノ辻に着くと、トレースが多くあったので左に折れる。すぐ下で中尾ノ背に入りかけたがトレースが少なかったので、前回に引き続き石ブテ尾根で下山することにした。
つい1ヶ月前に下ったばかりなので、要領を得ているので少し足早に下る。尾根分岐の激下りからはアイゼンでひっかけて転げ落ちないように慎重に下った。
林道途中でアイゼンを外し、ブラブラと駐車地まで歩き、今日の行程を終える。